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コラム

ファミリーガバナンス

パラレル・プランニング・プロセスモデルとは

 ファミリーとしての課題を解決するプロセスを示すモデルとして、Parallel Planning Processモデル(以下、「PPPモデル」という)があります。PPPモデルは、企業、ファミリーの双方の観点から、Values(価値観)、Vision(ビジョン)、Strategy(戦略)、Investment(投資)、Governance(ガバナンス)という5つの各ステップを体系的に結び付けることで、並行的にプランニングしようとするものです。

 PPP モデルは、ファミリーとビジネスの具体的課題を並行的な形で明示しており、各課題をモデルに従って解決すると、最終的にファミリーとビジネスの両方のプランが策定できるとしています。

Parallel Planning Processモデル

(出所)

Carlock, R., & Ward, J. (2010) When Family Businesses are Best: The Parallel Planning Process for Family Harmony and Business Success. Palgrave Macmillan. (カーロック・R, ウォード・J(著), 階戸照雄(訳)(2015)『ファミリービジネス最良の法則』ファーストプレス).

水谷公彦(2022)「日本の企業オーナーファミリーにおけるファミリービジネス株式保有に関する一考察」日本大学大学院総合社会情報研究科紀要 Vol. 23 No. 1, pp.25-36.

 水谷公彦
コモンズジャパン株式会社 取締役
水谷公彦税理士事務所  代表税理士